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空調機オーバーホール(薬品洗浄)をおすすめするワケ
エアコンはお部屋の空気を吸い込み熱交換して冷温風を隅々まで届ける機械です。

エアコンによって吸い込まれたお部屋の空気はフィルターを通過しフィン(熱交換器)まで届けられます。フィンにおいて適切に熱交換されるとその空気は再びお部屋に戻され、お部屋を快適します。
【エアコンと汚れの関係】
お部屋の空気には目には見えないハウスダストゴミ・ホコリ・カビの胞子・花粉・タバコのヤニ・細菌等)や油煙といったさまざまな浮遊物質が含まれていると考えられます。
エアコンは運転時にこれらの浮遊物質をも一緒に吸い込んでしまうので、時間の経過とともにエアコン内部のケーシング(カバー)・エアーフィルター(ろ過層)・フィン(熱交換器)・ファンに汚れが付着してしまいます。


【汚れによる悪影響とは?】
1. 熱交換率の低下
フィン(熱交換器)に付着した汚れは目詰まりをおこし冷媒と空気の熱交換を妨げます。
目詰まりがおこると風量が低下します。
このような状態で設定された室内温度を保つためには、エアコンは出せる限りの力を発揮し (フルパワー運転)無理な運転を強いられることになります。
無理な運転による弊害には大きくわけて下記の3つが考えられます。 
@経済的負担→運転全開状態にもかかわらず、熱効率の悪さからお部屋の設定温度に達するまでに時間がかかり、稼働時間が長くなるため、通常の何倍もの電気を消費し電気代がかさみます。また無理な運転からくる機器への高負荷が機器を傷め故障がおきやすくなり、そのための修理代がかかります。 

A機器寿命の低下 →高負荷という悪状況下で機器を酷使するため、機器が傷みやすくなり、その寿命も低下すると考えられます。

B故障原因となる可能性→なかなか冷えない・暖まらない(風量低下)などの症状、悪臭、水漏れ、騒音、異常停止などの不具合が発生しやすくなります。
2. 衛生面の低下
通常お部屋にはさまざまなハウスダスト(ゴミ・ホコリ細菌ダニの死骸や糞ペットの蚤繊維くず花粉など)やレジオネラ菌などの微生物、アレルギーの直接の原因物質であるアレルゲン(特定のたんぱく質からなる)、室内で発生する物質(ホルムアルデヒド)、真菌(カビの胞子)等が存在していると言われています。
これらがエアコン内に長期蓄積されると、カビ・ダニ・細菌 が繁殖し、送り出される空気と一緒にお部屋を循環するので室内の不衛生につながります。 
*別途対策として室内空気質の高濃度化を避けるために室内をこまめに掃除・換気(乾燥) することや空気清浄機の併用をおすすめします。
特に昨今では建物自体が高気密化しているので特におすすめします。
エアコンは室内空気を循環させ熱交換する機械であるため、室内の汚れが直接影響します。

汚れは
@エアコンに付着し機器に悪影響なだけでなく
A汚れた空気の循環は人体にも悪影響です。

お住まいになる方のため、そしてエアコンの長寿命化を図るためにも薬品洗浄をおすすめします。


【薬品洗浄について】
エアコンのオーバーホールはエアコンの機器知識や冷媒等の仕組みを熟知した専門技術者による洗浄が望まれます。
それにより機器本体をいためずに購入当時にできるだけ近い状態に復元することが可能です。
またファンモーターとコンピュータ部分である基板を除く全ての部分を徹底的に分解し洗浄することにより設備部品の劣化の点検も同時に行うので汚れによる原因以外の未然の故障を防ぐことにもつながります。


【オーバーホールの手順について】                   
@準備
(機器のチェックと汚れの点検)
1)オーバーホール前に試運転を行い、送風機などの各部作動確認を行います。
2)機器故障の有無の確認と汚れの程度を確認します。
A壁床などの周辺と製品の養生 作業周辺と製品自体を養生します。
B本体解体 分解作業を行います。
C部品及び本体の薬品洗浄
D部品及び本体の水洗浄後、水切り及び乾燥
E解体部品取付け及び組立
F試運転調整 運転状況を確認します。
G後片付け
H薬品洗浄終了報告


【オーバーホールの回数(目安)】

パチンコ/スロット店・雀荘 1年に1回〜2回
中華・焼肉店などの飲食店舗 1年に1回〜2回
一般事務所・店舗 3年に1回
一般住宅 5年に1回